ぐじら座ミラ (No. 907)

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date 2025 01 17
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星の明るさは一定なのが普通です。
太陽も何億年もの間ほとんど一定の明るさを保っています。
これが変化したら大変なことですね。
しかし、中には明るさを変化させる星があり「変光星」とよばれます。

変化の程度は普通は小さくて気が付かないことの方が多いですが、
今日は極端に変化する星を紹介します。
くじら座のミラといいます。
この星が今月末に最も明るくなるという予報がでいます。
ミラはミラクルとおなじで不思議なものという意味です。
現在、明るさをどんどん増していて、
肉眼ではっきりと確認できる明るさです。
しかし、
今年の夏から秋になれば全く何も見えなくなっていることでしょう。
こんなに大きな変化ですから古代からその不思議さは知られていました。
変光周期はほぼ一年で約332日です。

さて、ミラを見つけてみましょう。
夜7時頃の西の空は図1の様です。
真西を向いて、右手、北西の方向に一等星のデネブ、
左手、南西の方向に一等星の土星を見つけます。
すこし慣れた方なら、この二つの星に挟まれた少し高いところに秋の四辺形、
デネブよりだいぶ高く上った位置にW型のカシオペアが見つかるとおみます。

デネブと土星が水平方向に並んでいますから、そのまま土星方向に延長するとディフダ
あるいは別名デネブカイトス(クジラの尻尾)とよばれる2等星が見つかります(図のD)。
次に、真上(図の+印あたり)から真南に向かって視線を移動すると、
クジラの鼻先にあたるメンカル(M)という星が見つかります。
図2にくじら座の拡大図を示していますが、
ディフダとメンカルを結んで、ディフダ側のちょうど三分の一の場所がミラの位置になります。
さて、皆さんが見たミラの明るさはどのくらいでしょう。
今回の星探しはかなり難しいかもしれませんが頑張ってみてください。
図2のHの星(おひつじ座のハマル)も明るいので参考になると思います。



図1 今日午後7時頃の西の空(ステラリウムを用いて作図) http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/907-fig1.jpg
図2 くじら座とうお座付近の拡大図とミラの位置 http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/907-fig2.jpg
本文終わり   (他の記事も読む)(homeへ)
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